パリ日本文化会館
パリ日本文化会館は、国際交流基金が世界に所有する19ヶ所の施設の中で最大のものであります。
1988年より「日仏協力・官民合同のプロジェクト」という基本理念のもと設立準備が進められ、フランスお
よび欧州における日本文化の発信基地として、21世紀の新しい日欧関係の構築、また日欧の文化・社会・
経済など幅広い分野での緊密な交流に資することを目的として、1997年5月に開館しました。
以来、会館は多種多様な事業・活動を展開しています。会館の事業は、展示ホールで開催される大規模展示、大・小ホールで開催される公演・映画・シンポジウム等や図書館事業を中心に構成されています。
※「パリ日本文化会館」HPより抜粋
【主な経緯】
1997年 開館
1998年 「日本友の会」 発足
2007年 開館10周年
【これまでの主な公演】
「夏の夜の夢」 2002年
原作・シェークスピア
演出・蜷川幸雄
「狂言 風刺の感興」 2005年
出演・茂山七五三、宗彦、逸平
他、能・現代劇・和太鼓・童謡などジャンルを問わず
日本文化芸能の公演・展示を行っている
パリ読書センター
パリ読書センターの始まりは1990年にパリ市とパリ・アカデミー(教育協会)との共同で始められた「パリ読書プラン」で、小学生や幼稚園生に読むことの楽しさを教え、言葉の使い方をより良くすることを目的とするものでした。
現在のパリ読書センターは本に関する活動の中心的な存在であり、パリ・アカデミーの教職員とパリ市の専門職員がスタッフとして揃っています。設備としては教室11室、児童文学所や教育書1万部をもつ図書室、コンピューター室があり映像機材も充実しています。
この環境の中で年60回開かれる学級読書会や、先生の教育研修など様々な活動が繰り広げられています。